青苺7つめ

・今日の授業

　……まあ色々やりましたよ(；´∀｀)
　
　本来は服装の授業（というより一種仮装会場と化してましたが、要は『コンセプトのある服を着てくる』ということでした）だったんですが、今年のヒット商品から見る、人々が一体何を求めているのかといった追求（書籍では『恋空』に代表されるケータイ小説の書籍化や『ホームレス中学生』といったタレントの書籍が何ゆえあそこまで大ヒットしたのかといったものから、『おしりかじり虫』と『小島よしお』の共通点（空気を読みすぎて、他人との距離を測りかねているうちに動けなくなってしまった今の人々には、これらは『とりあえず○○しちゃえ』や『言ってから考えよう』なふいんきが容易に受け入れられたのだ、とか）に至る様々）を考えさせられましたよ(；´∀｀)

　自分はエンターテイメントの世界に生きるわけですから、こういった情報を仕入れてみんなが求めているもの（かつ、自分の個性を無くさない）を作品として提供出来ればいいわけですが、一つ気になったこととしては、みんながみんな楽しいことばかり、出来る限り不快材料を排除して、最後はめでたしめでたしで終わる作品ばかりだったとしたら、今後どうなってしまうのかな、ということでした。
　人間は高邁な理想を抱きつつ、同時に下劣極まりない妄想を抱くもの。
　そのどちらも刺激してやらないと、人は人足り得なくなってしまうもので。
　だから、妄想だけを満たす作品ばかりでなく、より高邁な理想を抱くための取っ掛かりとなる作品を提供することも、求められているんじゃないのかなー……って、それがどんなテーマ性を持った作品なのかも分からないまま言っても説得力がありませんね(；´∀｀)
　
　要は、ただ萌えばかり追求した作品はそれはそれで需要あるでしょうけど、それだけじゃあ長続きしないよ、ってことなんだと思います。
　自分の中にこれは！　っていう根っこを持ちつつ、幅広い需要に応える文章を作成出来るようになる……ふぅ、言葉にするのはカンタン、けれど実践することはこれ一生勉強なり、ってね。
　
　ま、そんなことを今更思いつつ、結局最後は思い思いの衣装に身を包んでの写真撮影が一番華やかでした。
　自分も『リリカルなのは』のTシャツ＋パーカーを着て行ったら、『魔法チーム』というカテゴライズをされて何枚かパチリ、と。
　今年最後の授業を（火曜日分の）締めくくるにはよかったと思いますよ(　´∀｀)