青苺282つめ

・前後逆なら

　「世も末だ」と捕まえた高校生、容疑者は窃盗捜査の主任
　http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090605-OYT1T00582.htm
　
　＞野村容疑者が警察官と知った伊井さんは「世も末だな」
　
　『伊』と『井』の字が逆だったら、とても重みのある言葉になったかもしれないと思いつつ。

・理想と現実

　09年恋人は理想より“3I”で選ぶ
　http://allabout.co.jp/relationship/womenlove/closeup/CU20090131A/
　
　＞愛嬌（アイキョウ）、間合い（マアイ）、相性（アイショウ）
　
　この中でも特に大切なのが『相性』だそうで。
　……まあ、確かに、それが友達付き合いならまだしも、接する時間が長い関係において、相性が合わなければいずれ無理がきてしまいますな。それは例えば服を着る、靴を履くのと同じことで、合わないものを長く身に着けていたら身体がおかしくなってしまいます。
　
　問題なのは、相性の良し悪しというのは、実際に接する時間を長くしてみないとなかなか見えてこないことでしょうか。
　そして、実は相性が良かったならいいんですが、悪かった時にじゃあどうするの、って話ですよね(ヽ´ω`)
　
・何が正解なのかは定かではないのですが、とりあえず思っていることとして一つ

　この世界に二人の自分はいないわけで。
　……であるならば、必ずどこかが異なる人と付き合うことになるわけで。
　
　よく二次元作品では、相手が『ありのままの自分を認めてくれる』のが大抵ですが、これは二次元だから（というより、恋愛という人生におけるごく一部分の期間において）いいのであって、これが三次元になったら（その後のおそらく延々と続く生活において）それだけじゃやっていけなくなってしまいます。
　
　『あなたがそういう人間なのは認めますが、自分もこういう人間です。それでもよろしいでしょうか？』
　『ありのままのあなたを認める代わりに、ありのままの自分を認めてください』
　
　例えばこういう言葉を纏っている（実際に言っているわけではない）人に対して、元々の相性が高ければあまり不都合なくやっていけるでしょうが、もし相性が低かったら、関係を続けるだけで疲れてしまいます。
　
　『あなたがそういう人間なのは認めます。では、自分はあなたが望む人間に近づけるよう努力いたしましょう。現時点ではまだ不足ですが、それでもよろしいでしょうか？』
　
　全員に対してとは言いませんが、せめてこれからも良い関係を保ちたいと思う人に対しては、このような言葉を自らの中に持っておく（そして時には、実際に口にする）のもアリなんじゃないですかね。
　
　二人の関係なんて何が正解なのかは定かではないですし、それに対して他人が口を挟むのは非常に難しいのですが、だからといって考えずにおくのはどうにも気に入らないので、結局最善の考えを持とうと努力してしまうのが自分の性質でしょうか(ヽ´ω`)
　
・こう書いたところで

　自分は、相手がどうしてほしいのかの検討がつけられますが、当然つけられない人もいますよね。
　
　そういう時はやはり、自分が『あなたにはこうして欲しい』と言うべきなのでしょう。そしてもちろん、言った自分はそのことに責任を持ち、自らもまた努力を怠らない。
　
　そしてどうやら、世界ではそれを愛と呼ぶんでしょう。そう結論付けておきます(ぉ